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留学体験記



「自分にピッタリのプログラムに出会って〜宝物になった6ヶ月間」 大倉 理恵 
- 大学附属ESLプログラム(バンクーバー) -

皆さん、UBCという大学をご存知ですか?カナダへ留学しようとされる方でしたら一度は聞いたことのある学校だと思います。 カナダの有名な 大学です。私はこの学校のイングリッシュ・ランゲージ・コースで6ヶ月学びました。

私は知り合いの住むバンクーバーを留学地として選び、資料を探している時にカナダ教育連盟を知りました。それに、知り合いにも「UBCが いいのではないか?」と言われていたので、大阪オフィスの岩崎さんとも相談し、学校はUBCの付属語学学校のELIに決めました。

ELIでの感想を一言で言えば「かゆいところに手の届く学校」です。私は3ヶ月のプログラムを2回受けましたが、初めの1週間は オリエンテーションでした。ホームステイを含むカナダでの生活について、授業の受け方、困った時の相談先等々。 18歳から20代前半の人が多い 学校ならではのきめの細かい対応だと思いました。特にバーバラとCAの存在は大きく、言葉では言い表せないほど感謝しています。

ここでELIの名物バーバラとCAについて説明します。

バーバラはELIのカウンセラーです。カウンセラーと言っても堅苦しい事はなく、些細な相談事でも気軽に乗ってくださる、陽気な おばあちゃんです。ホームステイでトラブルがあったりしたことはもちろん、「この授業、変わりたい」「お友達ともめて…」 など本当に、 なんでも聞いてくれます。特に私は若い子の相談相手にされることが多く、そんなときはバーバラの所へ一緒に 行ったりしました。

CAについてですが、彼らはCulture Assistantと呼ばれる、留学生のお世話係の学生です。と言っても彼らにとっては仕事ですのでいい加減な 対応はありませんでした。アクティビティーの引率や毎日の行事を計画し、休み時間には一緒に 遊んだり宿題を見てくれたりと英語の話せない うちは「頼りになる兄・姉」、その後はお友達といった感じでした。CAの中には日本へ留学したり働いたりする人もいて、彼らとは今でも交流が続いています。

次にELIの授業内容について説明します。ELIは1日に3科目を選択することが基本となり、各科目が100から600の6つのレベルに分かれます。 1クラスの人数が気になるところだと思いますが、レベル300、400が一番多く15人くらいで、500、600となると4〜5人になることもあります。科目は READING、WRITING、SLの3教科です。READINGではテキストを読み語彙の理解、メインアイディアの読み取りや文章の構成について学びます。日本で いう国語の授業を英語で行うという感じです。WRITINGは文法と作文の授業です。英語の文章の組み立て方は日本語とは全く違うので、慣れるまでは 随分と戸惑いました。SLでは各レベルによって公開されている授業が異なっていますが、自分の好きな授業を先生と相談して決めます。私はNEWSの 授業を選択したことがありますが、専門用語を説明してもらえ、テレビを見るときにとても役に立ちました。

ELIはとても素晴らしい学校です。私はその他に2つの私立の語学学校へも通いましたが、ELIが一番だと思っています。どうして私が学校を 変わったかというと、ELIはあくまで「大学・カレッジへ行くための語学学校」だからです。授業内容もアカデミックで、発音やリスニングへはあまり 重点を置いていません。宿題はたっぷりあり、サボっていると退学になることもあります。発音・TOEIC・TOEFLなどを勉強しようと思っている方にも、 物足りなさを感じるかもしれません。

それでも英語を基本から学びたい方、大学やカレッジを目指している方には是非、ELIでの留学をお勧めします。ELIの方針とあなたの留学目的が 一致すれば、ELIでの留学は忘れられないほど素晴らしいものになると思います。私にとってもELIでの6ヶ月は宝物のような時間になりました。 皆さんの留学が成功するように、自分の留学目的をはっきりさせてぴったり合った学校を選んでください。


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